こんにちは、TOKIOです。自動車株シリーズの7社目は 証券コード7211「三菱自動車工業」 です。
パジェロやデリカ、アウトランダーPHEVなど、SUVや四輪駆動の車に強い会社です。日本よりも東南アジアでの存在感が大きいのも特徴です。今回も歴史や特徴に加えて、創業者の思いと投資するときのリスクまでまとめました。
📌 この記事でわかること
- 三菱自動車がどんな会社か(基本情報)
- 岩崎弥太郎と三菱の思い
- 三菱A型からEVまでの歴史
- 強みとなる5つの特徴
- 投資前に知っておきたい5つのリスク
🌏 三菱自動車の基本情報
| 社名 | 三菱自動車工業株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 7211(東証プライム) |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 本社 | 東京都港区 |
| 主な事業 | 自動車の製造・販売(SUV、ピックアップトラック、軽自動車、電動車など) |
| 主な提携先 | 日産自動車、ルノー(アライアンス) |
💡 創業者の思い
三菱自動車は三菱グループの一員です。そのルーツには、三菱をつくった岩崎家の人たちがいます。
三菱グループの創業者
岩崎弥太郎(いわさき やたろう)
土佐(今の高知県)出身の岩崎弥太郎は、1870年に海運の事業を始め、のちの三菱グループの土台をつくりました。
「国のために役立つ事業を、自分たちの手で興す」という強い志を持ち、海運から造船、鉱山へと事業を広げていきました。三菱の造船所は、のちに日本初の量産乗用車といわれる「三菱A型」を生み出します。
👉 三菱自動車も、この三菱グループの「ものづくりで社会に貢献する」流れの中で生まれた会社です。
三菱の理念をまとめた4代目社長
岩崎小弥太(いわさき こやた)
三菱の4代目社長・岩崎小弥太は、三菱グループの基本理念となる「三綱領(さんこうりょう)」のもとになる考えを示しました。
- 所期奉公:事業を通じて社会に貢献する
- 処事光明:公明正大に行動する
- 立業貿易:世界的な視野で事業を行う
👉 三菱自動車は、過去の不祥事の反省から、この「公明正大」な姿勢を立て直しの柱にしています。
📜 三菱自動車の歴史

1917年:三菱A型が完成
三菱造船(今の三菱重工業)が「三菱A型」をつくりました。日本で初めての量産乗用車といわれています。
1970年:三菱自動車工業を設立
三菱重工業の自動車部門が独立して、三菱自動車工業が誕生しました。
1982年:パジェロを発売
本格的な四輪駆動車「パジェロ」が大人気となり、日本のSUVブームをけん引しました。
1985年:ダカールラリーで優勝
過酷な砂漠のレースとして知られるダカールラリーでパジェロが初優勝。のちに通算12回の総合優勝を重ねました。
2009年:i-MiEVを発売
量産型電気自動車の先駆けとなる「i-MiEV」を発売。2013年にはプラグインハイブリッドの「アウトランダーPHEV」も登場しました。
2016年:日産と資本提携
2000年代のリコール隠しに続き、2016年に燃費データの不正が発覚。日産自動車の出資を受けて、ルノー・日産とのアライアンスに加わりました。
⭐ 三菱自動車の5つの特徴
① 四輪駆動とSUVの技術
パジェロ以来の四輪駆動の技術が強みで、悪路に強いSUVやピックアップトラックをつくっています。
② 東南アジアでの存在感
タイ、インドネシア、フィリピンなど東南アジアで販売が多く、利益の大きな柱になっています。
③ プラグインハイブリッド
アウトランダーPHEVは、充電して電気で走れ、遠出はエンジンも使えるプラグインハイブリッドの代表的な車です。
④ 軽自動車・EVも展開
日産と共同で軽自動車や軽の電気自動車をつくっています。
⑤ アライアンスの力
日産・ルノーと部品や工場、技術を共有して、コストを抑えています。
⚠️ 投資前に知っておきたい5つのリスク
リスク① 東南アジアへの依存
東南アジアの景気や、中国メーカーとの競争が強まると販売に大きく影響します。
リスク② 日産との関係
筆頭株主の日産が経営再建中のため、提携の見直しなどが三菱自動車にも影響する可能性があります。
リスク③ 為替の影響
海外での売上が多いため、円高やアジアの通貨の動きで利益が変わります。
リスク④ 過去の不祥事と信頼
リコール隠しや燃費不正の過去があります。品質やコンプライアンスの問題が再び起きると信頼が大きく下がります。
リスク⑤ 会社の規模が小さい
大手と比べて規模が小さく、電動化などへの大きな投資の負担が重くなりやすいです。
❓ 三菱自動車のよくある質問
Q. 三菱自動車と三菱商事・三菱重工業の関係は?
A. どれも三菱グループの会社です。三菱自動車はもともと三菱重工業の自動車部門で、三菱商事も株主として関わっています。
Q. 三菱自動車と日産の関係は?
A. 2016年に日産が出資して筆頭株主になりました。ルノーも含めたアライアンスとして、車の共同開発や部品の共有をしています。
Q. 投資するときの注意点は?
A. 東南アジアへの依存度が高いことや、日産の経営状況、為替、過去の不祥事による信頼面に注意が必要です。
📝 まとめ
三菱自動車は、三菱グループのものづくりの流れから生まれ、パジェロの四輪駆動技術とPHEV・EVの先進性を武器に、東南アジアを中心に存在感を持つ自動車メーカーです。
✅ 三菱自動車のポイント
- 三菱A型から続く三菱グループの自動車会社
- 四輪駆動・SUV・PHEVの技術に強い
- 東南アジアが大きな収益の柱
- 東南アジア依存・日産との関係・信頼回復には注意
自動車株シリーズ、明日はいすゞ自動車を取り上げる予定です。三菱自動車は、東南アジアの新車販売や日産の動きとあわせてチェックしておきたい銘柄です。
※本記事は企業の紹介を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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