こんにちは、TOKIOです。今日取り上げる銘柄は 証券コード1852「淺沼組(あさぬまぐみ)」 です。
奈良県で生まれ、創業130年を超える老舗の総合建設会社(ゼネコン)です。学校やマンション、病院などの建物づくりに強く、最近は古い建物をよみがえらせる「リニューアル」に力を入れています。今回も歴史や特徴に加えて、創業者の思いと投資するときのリスクまでまとめました。
📌 この記事でわかること
- 淺沼組がどんな会社か(基本情報)
- 創業者・淺沼幸吉の思い
- 奈良での創業から現在までの歴史
- 強みとなる5つの特徴
- 投資前に知っておきたい5つのリスク
🏗️ 淺沼組の基本情報
| 社名 | 株式会社淺沼組 |
|---|---|
| 証券コード | 1852(東証プライム) |
| 業種 | 建設業 |
| 本社 | 大阪市(東京本店あり) |
| 創業 | 1892年(奈良県大和郡山市) |
| 主な事業 | 建築・土木工事、リニューアル、海外建設(シンガポール・タイ)、PFI事業 |
💡 創業者の思い
淺沼組の創業者
淺沼幸吉(あさぬま こうきち)
1892年(明治25年)、奈良県の大和郡山で建設請負業を始めました。淺沼家は、大和郡山藩で城や屋敷の工事を担当する「普請方」の家系だったといわれています。
創業者が大切にした言葉が「仕事が仕事を生む」です。目の前の仕事に誠実に向き合い、高い品質で応えれば、お客さまからの信頼が次の仕事につながる、という考え方です。
👉 この精神は「和の精神」「誠意・熱意・創意」とともに受け継がれ、今も「誠実なモノづくりに専心します」という経営方針になっています。
📜 淺沼組の歴史

1892年:奈良・大和郡山で創業
淺沼幸吉が個人企業として建設請負業をスタートしました。
1926年:大阪へ進出
拠点を大阪に広げ、関西を地盤に事業を大きくしていきます。
1937年:株式会社淺沼組を設立
株式会社となり、戦後は東京・名古屋・札幌・仙台・福岡・広島などに次々と支店を開設。全国で仕事をするゼネコンに成長しました。
1963年:株式上場
1963年に大阪証券取引所第二部へ上場し、1969年には東京証券取引所第一部にも上場しました。現在は東証プライム市場の銘柄です。
2018年〜:海外展開を本格化
シンガポールの建設会社を子会社化したのを皮切りに、タイにも会社を設立。東南アジアでの事業を広げています。
現在:リニューアルに注力
古い建物を長持ちさせ、省エネ性能も高める改修を「ReQuality(リクオリティ)」というブランドで展開。建物を壊さずに価値を高める取り組みに力を入れています。
⭐ 淺沼組の5つの特徴
① 「学校の淺沼」と呼ばれた建築の実績
学校建築で信頼を積み重ね、「学校の淺沼」と呼ばれてきました。今はマンション、病院、物流倉庫など幅広い建物を手がける建築が中心の会社です。
② リニューアル事業が成長の柱
日本には古くなった建物がたくさんあります。建て替えより環境にやさしく費用も抑えやすい改修工事は、これから需要が増えると期待されている分野です。
③ 環境にやさしい建物づくり
自社の名古屋支店を、木材や自然素材を活かして改修した「GOOD CYCLE BUILDING」は、環境配慮型リニューアルの見本として注目されました。省エネ建物(ZEB)などの技術開発も進めています。
④ 東南アジアへの展開
シンガポールやタイの子会社を通じて海外での受注を広げています。国内の人口減少に備えた成長の種です。
⑤ 株主還元に積極的
中期経営計画で配当性向70%という高い水準を掲げ、利益の多くを配当で株主に返す方針です。高配当株として注目されることの多い銘柄です。
⚠️ 投資前に知っておきたい5つのリスク
リスク① 資材価格の高騰
鉄やコンクリートなどの資材が値上がりすると、契約時の見積もりより工事費がかさみ、利益が減ってしまうことがあります。
リスク② 人手不足と働き方改革
建設業は職人や技術者の不足が深刻です。2024年からは残業時間の上限規制も始まり、人件費の上昇や工期への影響が心配されています。
リスク③ 景気と建設需要の波
企業の設備投資やマンション建設は景気に左右されます。金利が上がると建設計画が先送りされることもあります。
リスク④ 大型工事の採算悪化
大きな工事でトラブルや設計変更が起きると、1件の赤字が会社全体の利益に響くことがあります。中堅ゼネコンは大手に比べてこの影響を受けやすい点に注意です。
リスク⑤ 高い配当性向の裏返し
配当性向が高いということは、利益が減ると配当も減りやすいということでもあります。配当目当てで買う場合は、業績の動きもあわせてチェックしましょう。
❓ 淺沼組のよくある質問
Q. 淺沼組はどんな会社ですか?
A. 1892年に奈良県大和郡山市で創業した総合建設会社(ゼネコン)です。学校やマンション、病院などの建築に強く、最近はリニューアル事業や東南アジアでの事業に力を入れています。
Q. 「淺沼組」の読み方は?
A. 「あさぬまぐみ」と読みます。「淺」は「浅」の旧字体です。
Q. 投資するときの注意点は?
A. 資材価格の高騰や人手不足、大型工事の採算悪化で利益がぶれやすい点です。配当性向が高いぶん、利益が減ると配当も減りやすいことも押さえておきましょう。
📝 まとめ
淺沼組は、奈良・大和郡山で「仕事が仕事を生む」という思いから始まり、130年以上かけて全国、そして海外で活躍するゼネコンに成長した会社です。
✅ 淺沼組のポイント
- 創業1892年、関西発祥の老舗ゼネコン
- 学校・マンションなど建築に強い
- リニューアルと環境配慮型の建物づくりが成長の柱
- 配当性向70%の高い株主還元。ただし資材高・人手不足には注意
建設資材の価格や受注高のニュース、決算での配当予想とあわせてチェックしておきたい銘柄です。
※本記事は企業の紹介を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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